埼玉県環境科学国際センター機関リポジトリ(個別情報)
■ ID 1271
■ 種類 学会発表
■ タイトル 処理方式が硝化脱窒活性およびN2O発生へ与える影響
■ 著者 小川雄也    日本大学
吉田征史    日本大学
見島伊織    埼玉県環境科学国際センター
藤田昌史    茨城大学
   
   
   
   
   
   
   
■ 出版元 (社)日本水環境学会
■ 出版年 2011
■ 誌名・巻・号・年 第45回日本水環境学会年会、平成23年3月18日
■ 抄録・要旨 現在、実下水処理場におけるN2O排出量を特定した報告例は少ない。N2Oは硝化・脱窒過程で発生する中間生成物である。このため、N2Oの発生は窒素除去の進行や硝化・脱窒活性と深く関わっていると考えられる。そこで本研究では、処理方式や規模などの条件が異なる複数の施設において窒素除去とN2O発生に関して調査を行ない、これらの条件の相違による硝化・脱窒活性とNO2-NやN2O発生の関連性について検討した。窒素負荷量が低い施設では、硝化・脱窒活性がともに低く、N2O転換率が低かった。一方、窒素負荷量が高い施設では、硝化・脱窒活性がともに高くN2O転換率も高いことが示唆された。
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